日本とバンコクの違いとは？
物件の種類で「アパート」「サービスアパート」「コンドミニアム」ってよく聞くけど、実際どんな所なの？
タイ物件のプロ！ディアライフ安藤社長が徹底解説します！

【出演者情報】

◦石井エリ(いしい えり)
1991年7月29日生まれ 埼玉とパタヤ出身
日タイハーフ 大学卒業後からタイに本格移住
趣味は海外旅行/美味しい物巡り/動物全般/語学
特技はなんでも楽しめるというマイペンライ精神を持つ。
▶️インスタグラム　https://www.instagram.com/eri_thailife.141/

◦安藤功一郎(あんどう こういちろう)
1981年8月10日生まれ 神奈川県出身
2006年 タイ/バンコクで旅行会社を起業、20億円規模に成長させM&A売却
2012年 東南アジアを中心に不動産事業を展開するDear Life Corporation(ディアライフ)を創業、タイでの住宅仲介件数は10,000件以上
現DLホールディングス株式会社 代表取締役CEO。

◦田中D（女性、B型）
元テレビ局員（番組制作16年、宣伝プロデュース7年）
AD,FD,AP,ディレクター、プロデューサー、キャスティング、宣伝プロデュースを経験。
タイが好き過ぎて転職を決意。2019年11月にタイに赴任し「テレビと同じクオリティの番組制作」をモットーに日々奮闘中　

TODAY：バンコクの住宅情報について

石井：今日は安藤社長に来てもらいました！
バンコクの住宅情報について色々聞きたいと思います。

日本の皆さんもタイに住んでる皆さんも、意外と日本とバンコクの住宅情報が全然違うので、
知りたいことがいっぱいあると思います！

安藤社長、よろしくお願いします！

コンドミニアムとアパートの違い

安藤：まずバンコクには日本と同じように一戸建てのタイプからマンションのタイプまで、
いくつか物件の種別があります。

皆様がよくわかっていらっしゃらないところで、タワー型の建物を「マンション」という言い方をしてしまうのですが、
その中には実は、サービスアパート・アパート・コンドミニアムという3つのタイプがあります。

石井：いろんな種類があるんですね！

安藤：先ほど申し上げた戸建てのタイプについてですと、
日本だと結構一戸建てに住んでる方も多いと思います。

石井：そうですね。

安藤：タイでは、一戸建てのタイプに住んでいる日本人の方はほぼいらっしゃらないです。

石井：聞いたことないですね。

安藤：俗にいうマンションのタイプで先ほど言った3つの中から、
どれかに皆さん住まれているということが多いですね。

安藤：まずコンドミニアムの説明ですが、コンドミニアムと聞くと日本人の感覚だと「高級物件？」と思われる方が多いかもしれません。

石井：コンドミニアムだけでは、イメージがあまり沸かないですね。

安藤：コンドミニアムと聞くと、港区にあるようなタワー型のマンションや高級物件を想像して、
アパートというと「○○荘」みたいなイメージがあったりしますね。

石井：三階建みたいな感じですね。

安藤：本当は全然違って、コンドミニアムとアパートは単純に「所有形態の違い」になります。

具体的にいうと、例えば一棟の中に100室お部屋があった場合、
それぞれのお部屋ごとにオーナーさん（所有者）が違うのがコンドミニアム。
一棟丸ごと全部同じオーナーさんなのがアパートになります。

基本的にバンコクの物件全てに共通して言えることは、
家具と家電は付いています。

石井：いや〜それがいいですよね！

安藤：ほとんどの物件で、プールやジムも付いていますね。
コンドミニアムは高級そうだからそういったものが全部ついていて、
アパートは何となく安そうだからそういうものが付いてない、という訳ではないです。

高級コンドミニアムもあれば、格安コンドミニアムもあるし、
高級アパートもあれば、格安アパートもある。
そういったところが、コンドミニアムとアパートの違いになります。

サービスアパートとは！わかりやすくいうとホテルのようなもの

最後にサービスアパートの説明をすると、
先ほど言ったように一棟をワンオーナーさんが全部持っている「アパート」で、
その中に更にホテルのようなサービスを加えたものが「サービスアパート」になります。

石井：そうなんですね。

安藤：ホテルのようなサービスを具体的に言いますと、
ベッドメイキングだったり、お部屋の掃除が毎日付いていたりとか、
あとは食器や掃除機、アイロンといった家電も基本的に付いている、といったことですね。

なのでサービスアパートというと、何となくイメージがつかないけど
最近だとAgodaさんとかでもサービスアパートもホテルのように予約できますね。

石井：確かありましたね！

安藤：「サービスアパートってどんなの？」って言われたら、ホテルだと思ってもらって、
そんなに変わらないと思います。

石井：ホテルに近いんですね！

コンドミニアム・アパート・サービスアパートと今3つ教えていただいたのですが、
その大きな特徴の違いを、安藤社長からみて日本の皆さんにわかりやすく説明してもらえますか？
どんな感じでしょうか？

安藤：それぞれにメリット・デメリットがあるんですが、
一般的にコンドミニアムの方が、電気代や水道代が安い傾向にあります。

石井：そうなんですね！？知らなかった！
何故なんですか？

安藤：これは特徴として、日本だとあまりないのですが、
アパート・サービスアパートは電力会社からオーナーさんが仕入れてお客さんに販売している形になるので、
その分が若干上乗せされています。

石井：そういうことだったんだ、全然知らなかった！

安藤：コンドミニアムはあくまで電力会社さんに自分でお支払いをするので、
俗にいう原価という形になります。

石井：そうですね、自分で払ってます。

安藤：デメリットとしては、コンドミニアムの場合は「電気がつかない」とか
電気関係で何かトラブルがあった場合、あくまで電力会社と契約しているのは自分なので、全部自分で責任を取らないといけないです。

石井：自分でやりとりしないといけないんですね。

安藤：よくあることとして、電気のお支払いって月末に締めて例えば1週間くらいの間にお支払いをしないといけないのですが、
駐在員さんがたまたまその期間出張で1週間いなかったという時。

石井：帰っちゃう時ありますよね。

安藤：その結果、その期間に電気代が払えなかったという場合、
もれなく戻ってきたときに電気が付かないです。

石井：ああ〜！冷蔵庫が全部溶けてるやつですね……。

安藤：そういうことがコンドミニアムではありますけど、アパートやサービスアパートはそういったことはないです。
ビルの管理会社さんが管理してくれるので、別に電気代の支払いが少し遅れても
「遅れるよ〜」と前もって言っておけば、止められたりすることはないです。

電気関係でトラブルがあったときも、受付窓口みたいなところが全部やってくれるっていうのが、
1つ大きな特徴ですね。

石井：そうですね！

日本とバンコクの違いを聞いた今回！
次回は、気になるタイの公共料金のお話！

水道代が1ヶ月約350円！？
バンコクの公共料金って、こんなに安いの？
いますぐバンコクに住みたくなる、お得な情報満載です！

バンコクの物件情報、まだまだ聞いちゃいます！！
乞うご期待！

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