Adobe MAX Japan 2019 イベントレポート

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初めまして!株式会社Suneight(サンエイト)の何でも屋、かわいです。

今月3日にパシフィコ横浜にて開催されたAdobe社のビッグイベント【Adobe MAX Japan 2019】へひとり寂しく参加してきたのでイベントの雰囲気、当日の回り方、セッションの内容など紹介していきます。
この記事を読んで興味を持ったらぜひ、来年の参考にしてみてくださいね!来年はひとりじゃないといいなぁ…😇

目次

そもそもAdobe社って何者?

Adobe社とは、多くのCG(コンピューターグラフィックス)クリエイターに最高のツールを提供する会社です。ざっくり紹介すると、以下の多種多様なツールがあります。

  • InDesign / 印刷物の版下製作ツール
  • Illustrator / PostScriptを扱えるデザインツール
  • Photoshop / 画像編集ツール
  • Premiere Pro / ノンリニア映像編集ツール
  • AfterEffects / 映像編集ツール
  • Audition / 音声編集ツール

…と、ここまではこの記事を読んでいる方はほとんどご存じかと思います。
せっかくなので少し詳しく解説していきましょう!

1982年、ページ記述言語を開発を行っていたチャールズ・ゲシキとジョン・ワーノックはAdobe Systemsを設立します。当時はプリンターの印刷精度が低く、高精度な印刷が可能になるページ記述言語を開発していたAdobeは【PostScript】というプリンター向けの言語を発表しました。そこにかの有名なAppleの父、スティーブ・ジョブズが目を付け、Apple製のプリンターへPostScriptを供給するよう依頼します。その結果、AdobeはAppleへPostScriptの供給を続け、そのライセンス料がビジネスの柱となります。
この当たりがAdobe製品はAppleで使うべきとされていた文化の由来のようです。

他にもなぜ画像編集ソフトが2種類があるのか、なぜ映像編集ツールも2種類なのか等、深い事情があるみたいですがここに書いてしまうとAdobeMaxの記事に行き着く前にブラウザバックされてしまいそうなので詳しく知りたい方はGoogleとかWikiで調べてみてください!そしてAdobe信者になりましょう。

ついに来た!Adobe MAX Japan

前置き長いですね!ごめんなさい!もうしません!(する)
ついにこの日が来ましたAdobe MAX Japan!会場まだ入ってないけどわくわくですね。
初めて来たけどみなとみらい駅キレイすぎる。住みたさしかない。

今回遠足前の小学生並みにわくわくしすぎてスマホの充電を忘れ、20%しかないスマホでイベントに挑んだので写真ほとんどありません。ごめんなさい🙏

会場に入るとまず事前に送られるQRコードを出して、入場券・2ドリンク引換券・ノベルティのトートバッグや場内案内の紙とかいろいろ受け取ります。時間によっては結構並ぶので苦手な人は早めに引き換えを終わらせたほうがいいかもしれません。もしあなたがディズニーやタピオカで訓練された民なら普通の時間に向かって30分でも1時間でも好きなだけ並びましょう。

KeyNote

開場してすぐの10時からはAdobeのCEO・CPOから新製品の機能紹介、今後の開発方針等、主力ツールの紹介があります。
このセッションは一番大きいRステージで開かれますが、ここも結構並びました。
どれだけ並ばせる気だAdobe MAX Japan。実質スプラッシュマウンテン。


このセッションに登壇される方の多くは外国人の方で、英語でのセッションになります。入口で同時翻訳のインカムを配布しているので英語アレルギーをお持ちの方は絶対に受け取りましょう。

ほとんどの人にとっては関係ありませんが、インカムが耳に掛けるタイプなのでピアスばちばちの人は自前のイヤホンとかに挿しかえましょう…。

Lunch Sessions

KeyNoteが終わると、お昼を食べながら参加できるランチセッションがあるそうです。
このランチセッション、実はランチの引換券が開場直後から配布しています。KeyNoteが終わったころには配布終了していたので僕は参加していません…。後から知りましたが引換券が無くてもセッションには参加できるそうです😇
僕はひとり寂しく近くのコンビニで買ったランチパックを貪りました。つらい。

1st Session

気を取り直して最初のセッションに挑みます。
ここからのセッションでは複数のセッションからどこに参加するかを選択できます。
今回は「デザインツール最新情報! 現場で使えるスーパーテクニック徹底解説」に参加し、セッションには現役デザイナーのカワココさん、hamukoさん、Adobeマーケティングマネージャーの岩本崇さんが登壇されました。内容は主にIllustrator・Photoshopについて新機能・便利機能などの紹介です。
ここで紹介された機能については後日、別の記事で紹介しようと思います。

2nd Session

2回目のセッション!こちらは「スマホとPremiere Rushでここまでできる!次世代動画クリエイター 大川優介が伝授する動画制作術」へ参加しました。
このセッションで登壇される大川優介さん、弱冠18歳から映像制作を始め、現在は自身で興されたTranSeの代表取締役を務める22歳の映像ガチ勢です。そんな映像ガチ勢が紹介するのはAdobeからリリースされたスマホ向け映像編集アプリ【Premiere Rush】。
正直侮っていました。Premiere Rush便利すぎてヤバイ。僕の語彙力では表現しきれません。タイムリマップにイージーイーズ掛けられるの強すぎんか。
このあたりも後日別記事で紹介します!

3rd Session

3つめのセッションは「トップ映像ディレクターが語るアイデアの生み方から編集まで」。
登壇されるのは映像ディレクターの児玉 裕一さんです。
児玉裕一さんといえばリオ オリンピック閉会式の東京パート映像や椎名林檎・安室奈美恵・PerfumeのMV、HONDA JETのCMなどで有名な方ですね!
もしかしたら映像ディレクターとしてより、椎名林檎の旦那さんとしての方が有名かもしれませんが…☺

どんな方なのかと思いましたが、限られた予算の中でどこに予算を掛けるべきか、どうしたら予算を掛けずにディティールを出せるかを常に考えてらっしゃるストイックな方でした。映像を作る上で、YouTube動画にも少なからず通ずるところがあります。
自身の仕事でも積極的に取り入れていきたいと思える考え方でした!

4th Session

次!ラスト!
「テクスチャーオーサリングツールで業界をリードする、Substance製品ファミリーのご紹介」です。
一部のAdobeユーザー以外、「Substance?とは?」って感じかもしれません。
それもそのはず、恩恵があるのは3DCGを使うことがあるAfterEffectsユーザー、Adobe Dimensionで3DCGモデルを使った画像を制作されている方のみです。挙句今年からのAdobeCC入りなので誰ですか状態です。
登壇されるのはMaya等Autodesk製品の代理店で有名なボーンデジタルから吉田ひろみさんでした。
セッションの内容としてはテクスチャー向けソフトのSubstanceの使い方、ファミリー製品の紹介がメインでした。

物販がアツい

入場してすぐの場所にはMAX STOREという物販があり、Photoshop・Illustrator等の主力アプリのアイコンをモチーフにしたクッション、Adobe MAX Japanパーカー、ピアス等Adobeオタクを揺さぶるアイテムがたくさん売られています!
恋人とデートするならディズニーで双子コーデより、MAX STOREでパーカーを揃えてそのままAdobe MAX JAPANを回ればいいと思います🥰

イベントを締めくくる!BeerBash!!

この記事長すぎでは?大丈夫???

学びのAdobe MAX Japanとしては以上になります!
…が!このイベントにはサッポロビール・BOMBAY SAPPHIREが協賛しており、それぞれ好きなドリンクを2杯まで頂けちゃいます!!!
サッポロビールからは缶ビールやソフトドリンク等、BOMBAY SAPPHIREからはIllustrator・Photoshop・Xdをモチーフにしたオリジナルカクテルが選べます。

BeerBashではDJにAdobe社員でありながらUltra Japanでもプレイ経験のあるDJ emufucka、VJにはTakuma Nakataが所属するComputer Clubが会場を盛り上げます!
突如クラブと化するAdobe Max Japan。盛り上がるに盛り上がれないスーツのおじ様方。ブチ上がる専門学生。
カオスすぎてまるで戦場のようでした。楽しい。

一日中ぼっちでイベントを回っていた僕ですが、ここで専門学生集団に絡まれたおかげでこの日起床して10時間ぶりに声を発することができました。喋れるのって幸せ。
Adobe MAX Japanに参加する学生さんにとっては、Adobeの話だけではなく現場で働く人間の話を聞ける機会でもあるようです。

まとめ

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かわい

普段はクラブ向け映像の制作、SI・バックエンドコーディング・社内ネットワークインフラ構築等様々な業務に携わっています。