こんな会社は怪しい?SNS運用代行業者の見極め方

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「SNS運用代行を依頼しているけれど、運用の効果があまり出ていない」
「今の業者にこのまま依頼して大丈夫?」
などと悩まれている企業様は多いのではないでしょうか?

また、これから依頼したいと考えている企業様は、どのような企業に相談したらよいのかわからずに困ってしまうこともあるかと思います。

今回は、SNS運用代行会社の見極め方、怪しい企業の特徴について解説します。

もし今の運用代行に対して効果を感じていないと思っていらっしゃる企業様・ご担当者様は、お気軽に株式会社サンエイトにご相談ください!

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目次

SNSを運用代行会社に依頼するメリット

SNSを運用代行会社に依頼するメリット

SNSの運用を代行会社に依頼するメリットは、次の3つです。

  • 目的に合ったSNS運用ができる
  • 効果測定ができる
  • 炎上リスクを最小限に抑えられる

それぞれ解説します。

目的に合ったSNS運用ができる

SNSの運用を代行会社に依頼する場合、目的に合ったSNS運用ができます。

自社のSNS運用の目的が、集客なのか、ブランディングなのか、CV(問い合わせや購買など、目的に対するゴール)なのか明確になっていない企業もおありでしょう。

運用代行会社に依頼した場合、カウンセリングをもとにSNS戦略を設計できるので、運用方向の軸ができやすいのがメリットです。

また、ターゲットユーザーに応じたSNSの選定・広告運用は、自社ではなかなか難しいため、目的に応じたSNS運用をしたい場合は、運用代行会社に依頼する方が結果が出やすいといえます。

効果測定ができる

2つ目のメリットは、効果測定ができることです。

フォロワーやインプレッションが増えたとしても、自社にSNSの効果測定知識がない

場合、何が効果的だったのかを特定するのが難しいでしょう。

運用代行会社に依頼する場合、投稿ごとの効果測定やユーザーの流入数も数値で見られるので、PDCAを回しやすくなります。

炎上リスクを最小限に抑えられる

SNS運用代行会社では、炎上しやすい表現・NGワード・ユーザーにネガティブな印象を与える表現をケーススタディとして持っています

また、規約改定による禁止表現にも精通しているため、投稿から事前に炎上する要素を除去可能です。

また、アンチコメントへの対処にもノウハウがあるので、自社社員のリソースを割いたり、炎上を加速させるような、最悪の事態になることを未然に防げます。

SNSが炎上した場合、企業イメージが大きく低下します。

炎上リスクを最小限に抑えられるのも、運用代行会社に依頼する大きなメリットといえるでしょう。

SNSの運用を代行会社に依頼するデメリット

SNSの運用を代行会社に依頼するデメリット

SNSの運用を代行会社に依頼するデメリットは、次の4つです。

  • 費用がかかる
  • コミュニケーションコストがかかる
  • 運用のノウハウが内製化されない
  • 運用代行会社を探すのが難しい

1つずつ解説します。

費用がかかる

SNSの運用を代行会社に依頼するデメリットは「費用がかかる」ことです。

毎月数万円から数十万円の費用負担がかかる上、最初の数ヶ月は効果が見えづらいため、投資するかどうか迷うのも無理はありません。

しかし、実績のある運用代行に依頼することで、最小限の社内リソースで、最大限の結果が得られます。

いろいろな運用代行会社に見積もりを依頼しながら、自社に合った企業を見つけていきましょう。

コミュニケーションの負担が大きい

SNS運用を代行会社に依頼する場合、特に初期はコミュニケーションコストがかかります。

自社がどんな企業で、どんな商品・サービスを扱っていて、どんなブランドイメージを作りたいのかを、運用代行会社と共有する必要があるからです。

したがって、投稿の文言の言い回しや語尾、イメージなどのすり合わせがあるため、特に初期は社内リソースが割かれるでしょう。

最初の打合せの際に、商品・サービス資料をまとめたり、目標を言語化し、社内の共通認識を作っておくと、最小限のリソースで対応できます。

運用のノウハウが内製化されない

SNS運用を代行会社に依頼する場合、自社内にノウハウが蓄積できず、内製化できないのもデメリットです。

もし、初期の運用を運用代行会社に依頼し、途中から自社で内製化したい場合、知見が得られず、うまく運用できない可能性もあります。

したがって、運用のノウハウを得たい場合、最初の打合せで運用代行会社に質問してみるといいでしょう。

運用代行会社を探すのが難しい

SNS運用代行会社を探すのが難しいことも、デメリットといえます。

数あるSNS運用代行会社の中から、自社に合ったプラットフォームを選定し、しっかり「結果を出せる」会社を探すのは一苦労です。

営業担当が「感じがよかった」からと依頼してみると、実際は運用担当が別で、意図が十分に伝わらないなどのトラブルもありえます。

あらかじめ運用担当の実績を見せてもらうことで、トラブルが避けられるでしょう。

フリーランスへSNS運用代行依頼をするメリット・デメリット

フリーランスへSNS運用代行依頼をするメリット・デメリット

SNS運用代行は、フリーランスへの依頼で、相場が大幅に下がります。

しかし、フリーランスに依頼する場合、以下のメリット・デメリットがあります。

  • フリーランスに依頼するメリット:費用が安い・依頼のハードルが低い
  • フリーランスに依頼するデメリット:個人差が大きい、できる業務が限られる・長期的な付き合いが難しい場合も

ランサーズなどのクラウドソーシングサービスを利用すると、フリーランスのSNS運用代行は簡単に見つけられます。

しかし、フリーランスの実績は企業などBtoB案件とマッチしないことも多い上に、そもそも戦略設計・効果測定ができるフリーランスを見つけるのも大変です。

SNS運用は、上手くいって規模が大きくなればなるほど、戦略や企画力が重要となります。

最初からSNS運用でアカウントが大きくなることを見越して、運用代行会社に依頼しておく方が、企業アカウントを作成する際にはおすすめです。

SNS運用代行依頼に失敗しないための準備

SNS運用代行依頼に失敗しないための準備

SNS運用代行依頼の失敗を避けるために、自社で準備できることは、以下の3つです。

  • 目標を数値化する
  • 依頼内容と予算を決める
  • 候補企業・フリーランスの実績を確認する

それぞれ解説します。

目標を数値化する

自社のKGI(Key Goal Indicator:企業ごとの最終的な目標)をベースに、SNS運用によって実現したいKPI(Key Performance Indicator:期間ごとのプロセスを計測する指標)を設定しましょう。

たとえばKGIが「売り上げを昨年比の130%にしたい」であれば、SNS運用のKPIはサイトへの誘導数やCVR(コンバージョン率)となります。

実際に売り上げを130%にするための流入数がわからなければ、運用代行会社に質問してみるのもいいでしょう。

依頼内容と予算を決める

SNS運用代行会社に依頼する前に、自社内で依頼内容と予算を決めておくのも大切です。

単なる投稿だけでいいのか、または戦略設計やコメント返信まで一括で依頼したいのかなど、希望と予算を決めておくことで、運用代行会社を選定する軸ができます。

候補企業・フリーランスの実績を確認する

候補となる企業やフリーランスの実績を確認することも大切です。

企業であればホームぺージに実績が掲載されている場合も多いので、内容を確認してみましょう。

フリーランスの場合は、クラウドソーシングサイトの評価を見たり、実際にコミュニケーションを取ってみて、運用しているアカウントの業種等を教えてもらうといいでしょう。

気を付けたいのが、フォロワー数を実績としている場合です。

フォロワーは、金銭で買えるため、実績と言い切れないのが実情だからです。

実際に、どれくらいの期間にフォロワーやインプレッション数がどのくらい増えて、どのくらい売り上げや問い合わせが増えたのかを、具体的に説明できる方に依頼しましょう。

SNS運用代行会社を選ぶ5つのポイント

SNS運用代行会社を選ぶ5つのポイント

SNS運用代行会社を選ぶ5つのポイントは、以下となります。

  • 自社と同業種で運用実績があるか
  • 目標値の設定と効果測定が受けられるか
  • Webマーケティングができるか
  • 運用規模に対応できるか
  • ブランドイメージを共有できるか

それぞれ解説します。

自社と同業種で運用実績があるか

1つ目のポイントは、自社と同業種で運用実績があるかどうかです。

クリニック・不動産といった業種による違いや、商品・サービスが近い企業で運用実績がある企業に依頼すると、すでにノウハウがあるので、効率的にSNS運用ができます。

目標値の設定と効果測定が受けられるか

目標値の設定と効果測定が受けられるかどうかも、重要なポイントです。

運用実績が豊富な会社であれば、最初の目標値の相場も把握しているため、戦略が立てやすいメリットがあります。

また、投稿による効果測定を行うことで、ユーザーのニーズや反省を活かしたマーケティングに役立てられます

SNSの効果測定は、ツールを使って自社でもできますが、SNS運用実績そのものがない場合は、そもそも戦略を立てるのが難しいでしょう。

せっかく運用代行会社に依頼するのであれば、しっかりと効果測定が受けられる企業を選びましょう。

Webマーケティング・ブランディングができるか

単なるSNS運用だけでなく、Webマーケティング・ブランディングができるかどうかもポイントです。

SNSの単なる投稿は、誰でもできますが、ターゲットユーザーを選定し、自社の商品・サービスをどうブランディングしながらSNSを運用していくかは、プロに依頼する方が確実でしょう。

また、アカウント規模が大きくなった際の広告運用等にも、Webマーケティングの知識は必要です。

しっかりとWebマーケティングの知見・ノウハウのある企業に依頼するようにしましょう。

運用規模に対応できるか

企業アカウントの場合、定期的に質の高いコンテンツ投稿が必要です。

加えて、増加するいいねやコメントへの対応も求められるので、複数名で運用されます。

運用担当が1人の場合、規模によっては運用できず、炎上やスパムへの対応が不十分になるので、必ず運用するチームの規模も質問しましょう。

ブランドイメージを共有できるか

自社のブランドイメージ・理念を共有できるかどうかも大切なポイントです。

SNSでは、投稿を通じて自社がどんな会社であるのかがにじみ出ます。

したがって、社員と同等以上に企業・商品・サービスを熟知してくれる運用代行を選ぶといいでしょう。

ヒアリング内容を運用代行会社ごとにまとめておくと、後で比較検討しやすいのでおすすめです。

こんな企業には要注意?怪しいSNS運用代行の特徴とは

こんな企業には要注意?怪しいSNS運用代行の特徴とは

ここまでご紹介したように、SNS運用代行の企業を選ぶ際には、まずミスマッチを避けるために複数の業者を選ぶようにしましょう。

しかし、今実際に運用代行を企業に依頼していて「長期的に運用しているけれど成果が出ていない」と感じていらっしゃる担当者様もいらっしゃると思います。

ここからは、SNS運用代行についてセカンドオピニオン的観点から「このまま運用を依頼して大丈夫なのか」というチェックポイントをご紹介します。

データを一部しか提示しない

運用代行を依頼する際、長期的に運用していってどんな成果があったのかを明確に説明できるかどうかは大切な指標になります。

直近の良かったところばかりをピックアップして説明したり、全体的な数値や業界の流れに対しての見解などがないような場合は、運用代行のサポートを替えた方がよいかもしれません。

長期運用をしていくためのビジョンがない

月単位での運用だけでなく、SNS運用は年間を通した運用でどのようにフォロワーを獲得していくのか、どのように成長させるべきかを提示しなければ、闇雲な施策で終わってしまいます

長期的な運用や、企業が提示する目標に対してどのようにアプローチしていくのか明確にしなければ、半年、一年後もあまり成長が見られない運用になってしまう可能性があります。

振り返りを行わない

基本的にSNS運用は最低でも月単位のレポートが必要になります。

1ヵ月単位での施策の振り返りを行い、結果がどうだったかをクライアントへ報告し、その傾向に合わせた施策を提案していきます。

投稿の制作のみ依頼している場合は話は別ですが、運用代行をする中で結果が分かりにくいレポートを提示してきたり、そもそも振り返りの機会を設けないような企業には注意しましょう。

SNS運用代行の見極め方|まとめ

SNS運用は、最初の数ヶ月は効果が目に見えにくいため、つい費用の抑えられる運用代行会社に目がいきがちです。

しかし、SNS運用では、自社のサービス・商品を通して、ブランディングやユーザーの流入やCVにつなげることが目的なので、効果が出なければ「安かろう、悪かろう」といった結果になりやすいでしょう。

運用代行会社を選ぶ際は、「自社に何ができていて、何ができていないのか」といった現状分析をした上で、柔軟にサポートしてくれる企業を選ぶことをおすすめします。

費用を安く抑えようとすると、サポートの幅が減り、中途半端な結果に落ち着くこともあるからです。

株式会社サンエイトでは、企業様のニーズに合わせた施策を提案し、SNSアカウントを成長させ、CVにつなげます。

SNS運用でお困りごとがあれば、お気軽にご連絡ください。

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