YouTubeは、今年の3月から低評価の数を非表示にするテストを行っていましたが、2021年11月1日、実際に低評価の数を非表示にすると発表しました。
今回は低評価の数を非表示にすることになった背景と、チャンネルにどう影響がするのか解説していきます。
目次
低評価の本来の役割
YouTubeの「高評価」「低評価」には、視聴者が動画を視聴する前に、他の視聴者からの評価を指標に良い動画かどうか判断できるという役割があります。
低評価が高評価を大きく上回っている動画の場合、多くの人が気分を害する内容や不適切な内容、スパムコンテンツの可能性があります。
YouTubeのガイドラインに違反している動画は、基本的に運営により削除されますが、対応に時差があるため、視聴できてしまう場合があります。
低評価数を参考にすることで、事前に不適切な動画の視聴を防ぐことができます。
非表示にされることになった背景
YouTubeのリサーチチームは、低評価を悪用している事例を発見して、2021年3月から低評価の数を非表示にしてクリエイターへの攻撃を減らすことができるのかテストをしていました。
俗に言う「チャンネル荒らし」は、クリエイターや動画自体がただ気に入らないというだけで意図的に低評価を増やしています。
大きなチャンネルよりも、YouTubeを開設したばかりの小規模のチャンネルの方が高い割合で、チャンネル荒らしが発生することも判明しています。
3月に行われていたテストで、YouTube全体で低評価攻撃が減少することが確認されたため、今回の判断に至ったと言われています。
チャンネルへの影響
今後は、低評価ボタンは引き続き表示されますが、低評価の数は段階的に非表示にされます。視聴者側からは、低評価の数は確認できなくなりますが、動画投稿者は確認できるようです。
また、視聴者が動画に低評価をつけると、自身のアカウントに表示されるおすすめ動画が調整されるようになります。
まとめ
今回の変更は、動画投稿者がチャンネル荒らしからの攻撃を受けないようにするための施策のようです。
チャンネル荒らしからの攻撃が減ると、視聴者もクリエイターも気持ちよくYouTubeを利用することができますね!
YouTubeは今後も悪意のあるユーザーからの嫌がらせから、クリエイターを守る取り組みを続けるとしています。
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