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本日のテーマ建築会社の選び方(新築版)
知っていたら絶対に得する?住宅を建てる際の補助金制度について。
実は100万円もお得にできる方法があった?
プロがわかりやすく徹底解説します!住宅の購入を検討されている方、必見です!
株式会社インデュアホーム 代表取締役 渡邉 義洋
有限会社インデュアホーム北盛 代表取締役 藤原 正
渡邉:今回は、100万円得する補助金制度!について教えていただきたいと思います!
藤原さん、そんなお得な情報、バラしちゃっていいんですか?
藤原:大丈夫です!
毎年国の方でやっている制度に「グリーン化事業」というのがあります。
住宅を建てる時に、何件か要件として長期優良住宅、認定低炭素住宅・性能向上認定など何項目かがありますが。
渡邉:ややこしい名前が出てきましたが大丈夫ですか?少し面倒くさいですね笑
藤原:長期優良住宅というのは、通常の家よりも長くもつ・耐震性能が高い住宅となります。
その制度の認定を取るというのが1つです。
長期優良住宅とは
長期にわたり良好な状態で使用するための措置が講じられた優良な住宅
藤原:あとは、認定低炭素住宅・性能向上というのは、住宅のエネルギー消費(一次エネルギー消費量)を……
渡邉:また難しい話が出てきましたね。
藤原:まあ、どれだけCO2(二酸化炭素)・エネルギーを少なくして暮らせる家かという認定です。
渡邉:あっ!CO2!よく国などでやっていますね。
認定低炭素住宅・性能向上とは
CO2(二酸化炭素)の排出の抑制に資する建築物で、都道府県や市、区が認定するもの
藤原:「基準エネルギー消費量」というのがあるんですが、それよりも10%以上使うエネルギーが少ない家が認定を取れるということです。
渡邉:エコの家みたいなことですね。
藤原:性能を上げるということと、使う設備を効率の良いものにするために、そういう制度があります。少しのエネルギーで家全体を暖めたりとかですね。
渡邉:燃費が車でいえばプリウスみたいな、そんな家ですね。
グリーン化事業の目的住まいと環境の調和を行うこと。
「環境負担の軽減」「木造住宅生産性強化」を推進するため
渡邉:それだけで燃費が得するのに、お金を出すんですか?何故でしょう?
藤原:それはですね、今住宅で排出されているCO2は結構多いんですね。なので、これから新しく建てる家のCO2削減をするために、国は補助金を使って少しでもすすめようとしています。
渡邉:人参をぶら下げるみたいですね。
藤原:補助金を出して、効率のいい家にすることを推進するため、ということです。
制度の確認をするには「地域型住宅グリーン化事業」というHPが国で作られている
渡邉:前あった太陽光の補助金などのように、だんだんなく無っちゃうということはありませんか?
藤原:可能性はありますね。
渡邉:打ち切りになったりとか、国の補助だからならないでしょうか。
今年はOKですか?
藤原:今年度(2019年度)はもうほぼ終わりました。
渡邉:今撮影しているのは2019年度の終わりですね。2020年度、2021年度はどうでしょう?
藤原:恐らくあると思います。まだ正式には出てないですけれど。
渡邉:それはチェックすることができるんですか?
藤原:「グリーン化事業」というHPが国の方であります。
渡邉:覚えておいてください!メモしてくださいね!
藤原:そこに年度の情報も出ます。
渡邉:じゃあ、「グリーン化 ○年」とかで調べたらいいんですね。
藤原:そうですね、検索で出ます。
渡邉:今の所は100万円ですね?
藤原:そうです。条件がありまして、説明しましたような性能にするというのが1つと、建てる工務店がグリーン事業の採択グループに入ってないといけません。
工務店グループが国からちゃんと認められて、補助金の枠が各グループに割り当てられます。
その割り当てに対して、施工する工務店がその枠を取ることができれば、100万円使えるということになります。
「どこで建てても要件に合った性能の建物だったら、絶対に補助金がもらえる」というわけではありません。
グリーン化事業の採択グループ
国土交通省の採択を受けたグループであり、
地域の抽象工務店を中心に、住宅生産に係る事業所で構成される
渡邉:私が建てたいとなったら、「グリーン化事業の○年度の補助金はもらえますか?」ってお聞きすれば良いんですか?
藤原:そうですね。工務店に確認して「出来ますよ」というところであれば、補助金を使えるということになります。非常にお得です!
渡邉:すごいお得な情報をありがとうございます!
動画内で説明した【地域型住宅グリーン化事業HP】はこちらから!
http://chiiki-grn.jp/