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本日のテーマ和室を洋室にするにはいくら?
和室を洋室にする時に掛かるリフォーム費用は?
大工・木材で金額が変わる?
知っておくと得する情報をプロが解説!!
株式会社インデュアホーム 代表取締役 渡邉 義洋
株式会社リノスタイル 代表取締役 小笠原 雅也
渡邉:今回のご相談は「和室を洋室にするにはいくら?」というかなり漠然としたご質問なんですけれど、小笠原さんに答えてもらいましょう!
小笠原:答える前に、いくらくらい掛かると思います?
渡邉:質問返しですね?笑
小笠原:実際、和室を洋室にするだけではなく、例えばキッチンを変えるのにいくら掛かるか、お風呂・トイレ、あとは外壁を塗るのにいくら掛かるでしょうか?
渡邉:絶対こうなるんですけど、質問ですから小笠原さんに答えてもらいましょう!笑
小笠原:……いくらだと思います?笑
渡邉:笑 私はリフォーム感覚で考えると、何年か頑張って貯めて、300万円くらいでできませんか?
小笠原:逆に和室を洋室にするだけで300万円だったら、私は喜んでやります!
金額は言えない金額は材料・建物の広さ・壁・各地域によって異なる
小笠原:「いくら掛かるんですか?」とよく言われるんですが、いくらって言えないんですよ。
使う材料や建物の広さによって違いますし、壁が和室用の壁なのか、洋室用の壁で畳が敷いてあるのかというのでも、違ってきます。
正直なところ、金額は各地域によってバラバラだと思います。
簡単に和室を洋室に変えるだけの説明をさせていただきますと、
和室の畳を撤去するゴミの費用と、和室を洋室にするための木材の費用、大工さんの費用がかかります。
大工さんも地域によって異なります。
渡邉:職人さんの単価ですね。
大工さんの単価
地域によって異なるので金額は断言できない
費用を抑えるにはホームセンターに売っている一般の建材を使えば安くなる
小笠原:あと大きなところでは、表面に敷く洋室用の床材も費用が掛かります。
例えばですが、ホームセンターさんで売っている建材を使えば安いです。
渡邉:汎用品というか、ごくごく一般の商品ですね。
小笠原:量産のフロアと言いますね。
渡邉:こだわったものですと高いんですか?
小笠原:例えば「無垢材」という本物の木を敷きたいといった場合など、自然素材を使いますと費用が高くなります。
渡邉:体にいいんですね。
無垢材のメリット
自然素材は室内の湿度調整をする効果があり健康に良い
小笠原:あとは、この部屋は元々和室だったから竹を床に敷きたいという場合など、木によって金額が違います。
あとは、洋室にするにあたって、照明器具を変えたいとなると、
照明器具の金額もピンからキリまでありますので、費用が変わってきますね。
渡邉:例えば「300万円で私が来ました。和室を洋室にしてください。」となった場合。
さあ、どうしてくれますか?
もし300万円で小笠原さんにリフォームをしていただく、なけなしの300万円を預けるとなりますと、どうなるんですかね?
小笠原:300万円は掛からないと思います。
渡邉:そういった提案もしてくれるんですか?
小笠原:ええ。300万円で出来ますけれど、どこをやりますか?トイレとかでしょうか?
300万円あれば8〜10畳の和室でしたら、プラスで他のところもできると思います。
渡邉:余程良い照明・塗り壁材を使わない限りは、300万円あれば充分にできるということですね。
小笠原:正直、いくら掛かるかと言われましたら、
各地域の工務店さんに聞いて、「予算はこれくらいだよ」という話をして相談するのがベストだと思います。
渡邉:すみません!今日は小笠原さんがまとめてくれたので、私のまとめはなしで笑
「各工務店さん・メーカーさんにご相談ください」ということです。
ありがとうございました!
小笠原:ありがとうございます。