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本日のテーマリフォーム VS 建て替え どちらがお得?
二世帯住宅や新生活を検討中...リフォームと建て替えはどっちがお得なの?
そんな疑問にプロがお答えします!
リフォームvs建て替え!戦いの火蓋が今!切って落とされる・・・のか?
株式会社インデュアホーム 代表取締役 渡邉 義洋
株式会社リノスタイル 代表取締役 小笠原 雅也
渡邉:今回は「リフォームと建て替え、どちらがお得?」というご質問なんですけれど……
返答によっては建て替えをしている新築業界を敵に回すようなことになろうかと思いますが、
ズバリ!小笠原氏の考えをお聞きしたいと思います。
よろしくお願いします。
小笠原:私自身は、リフォーム・リノベーションをメインとした会社なので、
ズバリ言うと「リフォームの方がお得なんじゃないかな」と思います。
渡邉:今、YouTubeのBADボタンが相当入ってるかもしれないですけどね 笑
リフォームか建て替えか大幅な修繕が必要なら建て替える事も手だが
まだ使える家なら残す事も一つの手段
小笠原:ただ、やはり用途によって違うと思うんですよ。
「今ある使える家を直さないで、壊して建てる」というのも、別に悪いことではないと思います。
渡邉:そうですよね。
完全に腐っていたりとか、傾いていたりしているものもあるわけですからね。
ただ内容によっては、ということですね?
小笠原:そうですね。壊さなくていいものをあえて壊して、建て替えるというのは、
またちょっと批判を浴びるかもしれないんですけれど……今はそういう世の中ではないので!
渡邉:強く言いましたね笑
建て替え「二世帯住宅にしたい」「新たな生活にどうせなら」と考えるのであれば建て替えが良い
小笠原:用途によると思います。
建て替えを選ぶ方というのは、例えば「実家に帰ろうかな」という時に、二世帯住宅ではない所をリフォームして直そうとすると、やはり奥さんが「嫌だな」となるパターンもありますので、
そういう所を壊して二世帯住宅を建てるという方です。
あとは「親が残した家に戻るんだけど、せっかくだから新しくしたい」といって建て替える方は、
ぜひぜひ建て替えていいと思います。
ただ基本的にはリフォームで直せるなら、直した方が予算は確実に掛からないと思います。
ネット社会の普及によって個人でのリユースによる売買が増えてきている今日
中古住宅にも同じような事が言える
渡邉:なるほど。
ただ、それは一般人では「どっちの方がお得なのか?」というのは、非常にわかりにくいのではないですか?
小笠原:そうですね。
ただ、今はネット社会で売買することが多いですからね。
渡邉:時代的にはインターネットでの「ヤフオク」や「メルカリ」で売買することが普通になってきましたね。
「せっかくまだこのパーカーとかジャケットを使えるのにな」「だけど自分に取ってはサイズがもう太っちゃったし」という時に……
あっ、最近太ってないですか?笑
小笠原:太りましたね笑
渡邉:「太って着られないな」となった時に、「いやでも、これ思い出あって良いやつなんだよ」となったら、 誰かに売って自分もお金をもらえる、相手も使って感謝されたりというのと同じように、
中古住宅は似ているところがありますよね?
この家を誰かに使ってもらって、それをうまく資産価値として残して、利用していただくという。
スクラップ&ビルドの時代というのは、だんだん日本にも無くなってきているのかな、という感覚ですね。
見比べる家を壊す費用や新たに申請する事を踏まえた上で
住みたい家を決める事がベスト
渡邉:もちろん中には「人が着た服は……」というのはあるかもしれないですけど。
小笠原:そういう方は建て替えした方がいいですが。
基本的には壊す費用、また申請する事も必要になります。
渡邉:壊すのにもお金がかかるんですね?
小笠原:かかりますのでそこも踏まえて、自分が住みたい家を決めてもらうのがベストだと思います。
リフォーム・リノベーションの方が、建て替えよりは費用が掛からないと思います。
渡邉:あぁ今、また新築メーカーのBADボタンを拾いましたね笑 大丈夫ですか?
小笠原:大丈夫です……笑
どちらか迷うならその家がまだ使えるかどうかが重要
資産価値がまだあるのなら残す事も重要
渡邉:まとめをしますと、リフォームと建て替え、どっちがお得か迷われている方は、
まず「その家が使えるかどうか」が最重要です。
服に穴が開いてボロボロになっていないかと同じように、ある程度資産として修繕して使えるかどうかというのを踏まえて、
まだまだいけるんであれば、リフォームをした方が絶対お得!と。
小笠原:お得ではありますね。
渡邉:バーン!と壊してゴミにして建て替えるよりは、リフォームの方がお得ではないかという、小笠原氏の……?
小笠原:意見です!
渡邉:敵に回さないようにね?
小笠原:はい!
渡邉:じゃあ、以上になります。ありがとうございました!
小笠原:ありがとうございます!