【中高年必見】転んで歩けなくなる前にアミノ酸! by 筋肉博士 山本義徳 心身健康倶楽部#96

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枝光:
こんにちは。
心身健康倶楽部代表の枝光です。

心身健康倶楽部は60代以上のお客様がたくさんいまして、90歳の人なんかもいるようなジムです。

高齢者というのはハードなトレーニングができないし、多くの食事も食べれないわけじゃないですか。
山本さんはこういう高齢者に対して筋トレというのはどのように考えていますか?

山本:
高齢者は大腿四頭筋という筋肉が落ちやすくなっています。
この筋肉が落ちてしまうことによって、転んで骨を折って歩けなくなる人が多いんですね。

ここで大事なのが筋トレよりも日常生活に気を配ることです。
大きい歩幅で歩く習慣をつけることで大腿四頭筋の筋肉量が落ちにくくなり、転倒しづらい体になります。

実際に90代を超えた方がトレーニングをしますと、半年で筋肉が30%増えたというような報告もありますのでしっかりとトレーニングをすれば何歳でも筋肉をつけることは可能です。

食事はタンパク質をアミノ酸で多く摂っていきます。
これでアミノ酸を飲むことで胃や腸が弱くても消化できるタンパク質を摂ることができるんですね。
胃や腸が強くなってきたらプロテインを飲んで、それものめるようになったら肉・卵・魚などからタンパク質を摂ってください。

このように段階的に食事内容を変えてタンパク質を摂ることが体調改善に繋がります。

枝光:
アミノ酸はいつ摂ればいいんですか?

山本:
トレーニングの前後に摂ると良いと思います。
トレーニングをしない日は食感に摂ることをおすすめします。

アミノ酸は1日3グラムを2〜3回摂るだけで高い効果が出ますのでぜひ飲んでみてください。

枝光:
高齢者が筋トレで注意する点はありますか?

山本:
高齢者の方は関節を傷めないことが大事ですので「ノンロック」という方法があります。

膝でしたら関節を伸ばしきることを「ロック」と言い、伸ばしきらずに少しだけ曲がった状態を「ノンロック」と言います。
このノンロックの状態は筋肉の緊張がずっと続くんですね。
このように長く筋肉を緊張させることで筋肉が発達し、成長ホルモンなどが出やすくなります。

ノンロック法で筋トレを行うと高齢者の方でも安全に効果が得られると思います。

枝光:
心身健康倶楽部は筋トレをもっと広めていきたいと思っていますので、またこのような機会を設けることができたら思います。

ありがとうございました。

山本:
ありがとうございました。

心身健康チャンネル

心身健康倶楽部は、元気な中高齢者が日本中に溢れ、笑顔と笑いの絶えない社会づくりの一助となるために、筋力トレーニングにより、中高齢者の体力不足、筋力不足を解消し「全ての中高齢者が健康で現役生命を延長し、生涯自分の足で歩き、健康で自立した生活が送れる」ようにすることをサポートします